人狼ゲームについて
【人狼とは?】
このゲームは、複数人のプレイヤーの集団を「村」に見立て、村の存続を目指す「村人陣営」と、
村に紛れ込み全滅をもくろむ「人狼陣営」とに分かれ、推理や説得によってそれぞれが勝利を目指すゲームです。
村人陣営は、言葉の端々や表情、しぐさなどをとらえて誰が人狼であるかを推理していきます。
人狼陣営は、村人に正体を見破られないよう注意しながら、村人を襲撃していきます。
互いの推理を話し合い、ときに嘘を交え、さまざまな会話の手法を楽しみながら進めていくゲームです。
ここでは即興抒情曲人狼の詩においてのルールを説明します。
※人狼HOUSEホームページより一部引用しています。
【ゲームの勝利条件】
属する陣営によって勝利条件は異なります。
また、封印されたり襲撃にあうと出演者は「死亡」扱いとなりますが、死亡しても属する陣営が勝利すれば、
死亡したプレイヤーも勝利となります。
村人陣営
人狼陣営の勝利条件が達成されるまでに、人狼をすべて封印すること。
人狼陣営
[生存している村人の人数≦生存している人狼の人数]にすること。
※「狂人」は人狼の人数に含まず、村人として数えます
これらは出演役者の陣営となり、観客の皆様には村人陣営の勝利を目指していただきます。
【ゲームの流れ】
○ゲームセッティング(開演前の楽屋にて)
楽屋では出演者に役職カードが配られ、それぞれがどの陣営に属することになるのか決定します。
お客さんには誰がどの役職かはわかりません。
人狼と狂人は仲間が誰なのか確認、作戦会議をします。
占い師はあらかじめ人間を一人だけ教えられます。
開演、ゲームスタート
↓
○昼の時間
出演者同士で誰が人狼であるか話し合います。
お客さんは役者のやり取りを観て誰が人狼か、本物の能力者は誰なのか推理しながらご覧下さい。
○夕方の時間
封印したい人にそれぞれが投票します。役者同士で投票し、一票でも票の入った人を対象に、お客さんによる多数決を行い、最も多く投票された人が封印されます。
○夜の時間
人狼が村人を襲います。また、能力を持っている人物は能力を発動することになります。
お客さんは一人、人狼の襲撃から守りたい人物を選びます。
以降昼の時間、夕方の時間、夜の時間を繰り返し、勝利条件が満たされるとゲームが終了します。
【役職紹介】
村人
陣営:村人 基本人数:4人
特殊能力をもたないただの村人です。「自分が人狼でないこと」しか情報を持ちませんが、推理と投票によって村の存続を守るために行動しなければなりません。
占い師
陣営:村人 基本人数:1人
夜の時間において、生存者をひとり指定し、その人物が「人間」か「人狼」かが分かる能力があります。村人陣営にとって、人狼を探し当てる最大の武器であり、重要な役割を担います。
霊能者
陣営:村人 基本人数:1人
夜の時間に、夕の時間で封印された人物が「人間」か「人狼」かが分かる能力があります。人狼の残りの生存数を把握できることが強みです。襲撃された人物の正体はわかりません。
人狼
陣営:人狼 基本人数:2人
昼は村人、夜はオオカミとなる魔獣です。占い結果、霊能結果、ともに「人狼」と伝えられます。夜の時間において、生存プレイヤーを指定して襲撃することができます。原則として封印以外に死亡することはありません。
狂人
陣営:人狼 基本人数:1人
村が滅びれば良いと思っている村人で、人狼に味方します。占い結果、霊能結果、ともに「人間」と伝えられます。また、勝利条件でも村人と数えられます。特殊な能力はなく、誰が人狼であるかも分かっていませんが、封印されても村人の数が減る(≒人狼陣営の勝利条件に近づく)ことになるため、もっとも気軽に嘘がつける役職とされます。